CGM(持続グルコース測定)とは?

昼夜を問わず血糖の変動を把握できることが特徴です。
糖尿病の治療では、合併症を予防するために日常生活の中で適切な血糖コントロールを行うことが重要です。
その指標として自己血糖測定(SMBG)は欠かせませんが、測定回数には限りがあり、一日を通した血糖値の変動を十分に把握することが難しい場合があります。
CGMを使用することで、夜間や早朝など通常の測定では捉えにくい時間帯の血糖変動や、ご自身では気づきにくい低血糖状態を確認することが可能になります。
専用の持続グルコースモニタで測定された数値は、血糖値の変動と高い相関があることが確認されており、血糖コントロールの状態を把握するための有用な指標として活用されます。
検査期間中は機器を装着したままご自宅で普段どおりの生活を送ることができ、入浴を含めた日常動作の中で連続測定が可能です。
山本医院では、CGMを活用し、患者さま一人ひとりの血糖変動を丁寧に把握したうえで、より安全できめ細かな糖尿病診療を行っています。
間歇スキャン式持続血糖測定器の選定療養について

現在は、診療報酬上の対象とならない方に対しても、**選定療養(保険適用外)**として自費でご利用いただける体制を整えました。
これにより、インスリン治療を行っていない糖尿病の患者さまや、血糖値の変動をより詳しく把握したい方、糖尿病が疑われる方など、これまで対象外であった方にもご利用いただくことが可能となりました。
選定療養としてご利用いただく場合は、保険診療を受けたうえで、自費にて機器をご購入いただきます。
ご希望の方は、診察時に医師までご相談ください。
※現在、保険適用にて持続血糖測定器をご使用中の方への自費販売は行っておりません。あらかじめご了承ください。
対象者
糖尿病の方でインスリン注射をされていない方。
費用
DEXCOM G7 CGM システムセンサー
7,700円(税込)
※初回調整料込
当院では、「間歇スキャン式持続血糖測定器」を診療報酬上対象とならない患者様に対し、選定療養費として取り扱っております。
※選定療養とは患者様ご自身が選択して受ける追加的な医療サービスで、費用は全額自己負担となります。
※令和7年3月より、間歇スキャン式持続血糖測定器を診療報酬上対象とならない患者様が使用することは厚生労働省が定める選定療養の対象となり、当院は実施移設として届出を出しております。
対象となる患者様には、診察時に詳細をご説明いたします。
お気軽にお問い合わせください。